01 25, 2021
新しいアラートで動的なメッセージが可能に

`alert()` 関数を利用した新しいスクリプトアラートは、ストラテジーとインジケーターの双方で動作し、アラートのトリガー時に完全に動的なメッセージを生成する事ができます。

新しいアラートは、最近のストラテジーアラートに似たモデルで動作します。チャートのユーザーインターフェースで作成された1つのアラートだけで、単一のストラテジーアラートがすべてのブローカーイベントのトリガーを集約するのと同じように、スクリプト内の任意の数の `alert()` の呼び出しによって生成されたすべてのトリガーを集約することができます。

新しいアラートを作成するには:

  1. スクリプトに必要な数だけ `alert()` の呼び出しを含めて、それぞれをトリガー条件を定義する `if` ブロックで囲みます。
  2. チャートの「アラート作成」ダイアログボックスを使用して、スクリプトに1つアラートを設定し、「alert() 関数の呼び出し」を含むアラートタイプを選択します。

ストラテジーで使用する場合、ユーザーはアラートを作成する際に、`alert()` イベントのみをトリガーするか、約定イベントのみをトリガーするか、それら双方をトリガーするかを選択できます。また、動的なアラートメッセージに使用できる変数の数に制限はなく、スクリプトで使用される変数は、文字列形式であれば、新しい `alert()` 関数の呼び出しでも利用できますので、もはやプレースホルダーは必要ありません。

以下は `alert()` 関数の3つの例です:

1) スクリプトのアラートは各バーでトリガーされ、メッセージにはバーの終値が含まれます:

//@version=4
study("Simple alert() example")
plot(close)
alert("Close = " + tostring(close), alert.freq_once_per_bar_close)

2) RSIとSMA、モメンタムの3つのインジケーターの値をチェックして、いずれかのインジケーターが指定したレベル(または価格)を交差した場合にスクリプトアラートがトリガーされ、メッセージにはインジケーター名とその値が含まれます。

//@version=4
study("alert() with multiple indicators", overlay=true)
f_triggerSma()=>
    _s  = sma(close, 14)
    _co = crossover(close, _s)
    _cu = crossunder(close, _s)
    if _co
        alert("Price (" + tostring(close) + ") crossing up SMA (" + tostring(_s) + ")", alert.freq_once_per_bar)
    else if _cu
        alert("Price (" + tostring(close) + ") crossing down SMA (" + tostring(_s) + ")", alert.freq_once_per_bar)
f_triggerRsi()=>
    _r  = rsi(close, 7)
    _co = crossover(_r, 70)
    _cu = crossunder(_r, 30)
    if _co
        alert("RSI (" + tostring(_r) + ") crossing up 70 level", alert.freq_once_per_bar)
    else if _cu
        alert("RSI (" + tostring(_r) + ") crossing down 30 level", alert.freq_once_per_bar)
f_triggerMom()=>
    _m  = mom(close, 14)
    _co = crossover(_m, 0)
    _cu = crossunder(_m, 0)
    if _co
        alert("Momentum (" + tostring(_m) + ")  crossing up 0 level", alert.freq_once_per_bar)
    else if _cu
        alert("Momentum (" + tostring(_m) + ")  crossing down 0 level", alert.freq_once_per_bar)

plot(sma(close, 14), "SMA")
f_triggerSma()
f_triggerRsi()
f_triggerMom()

3) この例では、利用するインジケーターはRSIのみですが、同時に5つのシンボルの値をチェックします。スクリプトアラートは、RSIがいずれかのシンボルで指定したレベルを交差した場合にトリガーされ、メッセージにはシンボルと交差した時のインジケーターの値が含まれます。

//@version=4
study("alert() with multiple symbols")
f_triggerRsi(_ticker)=>
    _r = rsi(close, 7)
    _x = crossover(_r,70)
    _y = crossunder(_r,30)
    [_co, _cu] = security(_ticker, timeframe.period, [_x, _y])
    _msg = _ticker + ", " + timeframe.period + ": "
    if _co
        _msg := _msg + "RSI (" + tostring(_r) + ") crossing up 70 level"
        alert(_msg,  alert.freq_once_per_bar_close)
    else if _cu
        _msg := _msg + "RSI (" + tostring(_r) + ")  crossing down 30 level"
        alert(_msg,  alert.freq_once_per_bar_close)

plot(rsi(close, 7), "RSI", color=#8E1599)
band1 = hline(70, "Upper Band", color=#C0C0C0)
band0 = hline(30, "Lower Band", color=#C0C0C0)
fill(band1, band0, color=#9915FF, transp=90, title="Background")

f_triggerRsi(syminfo.tickerid)
f_triggerRsi("NASDAQ:MSFT")
f_triggerRsi("FX:EURUSD")
f_triggerRsi("NASDAQ:TSLA")
f_triggerRsi("NASDAQ:PYPL")

このスクリプトは、サードパーティの実行エンジン用の注文を含むアラートメッセージを生成するために、ストラテジーで `alert()` を使用する方法を示しています。

スクリプトを利用される方は、ヘルプセンターでアラートの作成方法をご確認頂けます。Pineプログラマーの方は、Pineのユーザーマニュアルリファレンスマニュアルで新しいアラートについてご確認ください。

Pineのすべての更新については、ユーザーマニュアルのリリースノートをご覧ください。


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