TradingViewでは、たとえ目立たないところであっても、常にトレーダーの皆様にグローバル市場への強力なアクセスを提供する取り組みを行っています。今回はインドの「マルチ商品取引所 (MCX)」との連携機能を強化しました。既にMCXの先物オプションデータをTradingViewのチャート上で直接追跡や分析ができるようになっています。今回のアップデートで分析をより深めることができ、世界中のデータソースから得られる豊富な情報をもとに戦略を洗練させることが可能になります。
インドマルチ商品取引所株式会社 (MCX) は国内最大の商品デリバティブ取引所であり、取引契約数において世界トップ6に入る取引所です (2024年 フューチャーズ・インダストリー・アソシエーションによる)。2003年11月より運営を開始したMCXは、インド証券取引委員会 (SEBI) の監督下でインドにおけるコモディティ・デリバティブ取引の中心拠点になりました。2025年7月には取引開始以来最高の日次取引高である7兆1895億7000万ルピー (約800億米ドル) を記録し、世界的なコモディティ市場として急成長を遂げています。
今回の統合で先物や指数に加え、MCXのオプションにもアクセス可能になりました。分析対象に追加する手順は簡単です。「シンボル検索」を開いて “MCX:” のプレフィックスを入力後「オプション」タブに切り替えてください。
これらの金融商品は急速に変化するインドのコモディティ市場で、市場センチメントの測定やリスク管理を行ったり、新しいチャンスを探す際に強力な手段になります。原油・金属・農産物など、どんなコモディティを追跡する場合でも、オプションデータがあればボラティリティを知ることができ、トレードの世界でより確信を持って行動することができます。
この最新データによって、皆様のグローバル市場の探索がより効果的なものになれば幸いです。そして、どうかお忘れなく ― 私たちのプラットフォームは、世界中に存在する2,019,615の銘柄へと直接アクセスできるデータフィードを数多く備えており、その接続も信頼度が高く分析対象には事欠きません。TradingViewひとつであらゆるマーケットの入口を開くことができるのは、すべてこうした技術によるものです。