Premiumプランおよびプロフェッショナル向けのプランをお持ちの方は、バーリプレイ・モードで日中データを使用する際に、さらに多くの過去データにアクセスできるようになりました。トレーダーの皆様方にとっては大きな一歩 — 今回の最新アップデートが効果的なトレード戦略構築の助けになればと考えています。
皆様からリプレイのデータ量を増やしてほしいというご要望を多数いただきました。そのフィードバックが私たちの仕事の励みになり、ようやくその実現に漕ぎつけることができました。
そして、TradingViewのデータストレージに存在しているデータをすべて再生できるようになりました。1時間足、1分足、1秒足 — このほか、すべての時間足において最大限まで過去データにアクセスでき、シンボルのデータについてもTradingViewで利用できるかぎりの過去まで遡ってリプレイモードで再生することができます。
シンボルによって異なりますが、1分足データでは2011年、2009年、そして2000年まで遡ることができるものもあります。つまり、リプレイモードでは最大20年以上の分足データが再生可能になったのです。これはすごくないですか?
秒ベースの時間足についてはすべてTradingViewでは2022年8月からデータを保存しています。つまり、過去の秒足データ2年分がすでに利用できるようになっています。
なお、過去データの量は選択したシンボルとチャートの時間足によって異なり、日中データで遡ることができる期間は日足ベースの時間足よりも短くなる場合があります。たとえば、NASDAQ:AAPLを日足ベースの時間足で再生した場合、日足の過去データは1980年12月12日から始まりますが、1分足データは2000年1月3日から始まり、1秒足でリプレイできる日付を最も過去まで遡ると2022年8月17日になります。
現在のご自分のプランやチャートの時間足によってシンボルの過去データがどこまで利用できるかが異なりますので、それを確認してみましょう。「利用可能な最初の日付を選択」ボタンを使うと、利用できる過去データの中で一番最初のバーを再生の開始ポイントとして選択することができます。

また、今回のアップデートで、Plusプランのバーリプレイ・モードで利用できる日中の過去データを以下のように増やしました:
- Plusプランでは、1分足で利用できるデータの期間を従来の6週間から6ヶ月間に拡大しました。
- 2分足の場合、上限が2倍になり1年分の2分足データが利用できます。また、3分足の場合、上限が3倍になり18ヶ月分の3分足データが利用できます。
- 以下同様で、選択した時間足が大きければ、それだけ多くの日中データを再生することができます。
ただし、以上のアップデートは先物つなぎ足のチャート — ”1!” および ”2!” のシンボル(たとえば、ES1! や BANKNIFTY1! など)— には適用されませんのでご注意ください。また、「日足で清算価格を終値として利用」する設定が有効な先物の銘柄に関しては値が合成されていることから日中データの量に制限があり、日中足のリプレイモードでは20000本を超える再生ができません。
さらに詳しく知りたい場合は、ヘルプセンターのバーリプレイの機能やバーリプレイで利用できるデータ量について書かれた記事で詳細をご覧いただけます。
多くのご要望が寄せられていた今回のアップデートが、皆様のお役に立つものであれば幸いです。引き続きフィードバックやご提案をお寄せください。それがこのプラットフォームを最高にしていく材料になります。私たちがTradingViewを構築しているのは他でもない皆様のためです。ぜひご意見をお聞かせください。
— チーム・トレーディングビュー