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【ユーロドル】雇用統計の結果次第 3つのシナリオ

Short
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OANDA:EURUSD   Euro / U.S. Dollar
【概要】
2021年1月6日に2019年以降の最高値を付けた後に始まった下降基調は3月31日に一旦の底を付け、
5月25日に戻り高値となり再度下落も、1.1750手前のレジスタンスを抜けきれずに反発、
現在はその反発が上にどこまで戻すかに焦点が当てられています。


【前提】
数年以内に利上げの可能性が高い現状で、金融緩和前の金利水準での値を参考にしてドル高を織り込んでいくのは、
利上げがより遠のくような事態にならない限り自然なことでしょう。
よって、大きな流れでの下降トレンドと考えていますが、現在はその中での短期上昇のサイクルと考えています。


【予想シナリオ】
8月前半の重要指標として米国雇用統計があります。それまでは現在の上昇がじわじわと進むと思われますが、
その後の流れは雇用統計での数値次第となるのではないかと考えています。

シナリオ ①
雇用統計にて予想を大きく下回った場合です。
1月最高値と5月の戻り高値を比較すると80%以上まで戻していました。
もし雇用統計の数値が悪く利上げ時期が遠のくとの憶測が広がれば、
下旬のジャクソンホールの時期まで1.22近くまで戻すこともあり得ると思います。

シナリオ ②
雇用統計にて予想を多少下回った場合です。
シナリオ①と同様に上昇は継続すると思います。目安としては1.20の節目あたりでしょうか。
1.20付近には、50日、100日、200日、250日の移動平均線が集まって来ており、
大きなレジスタンスになる可能性が高いです。

シナリオ ③
雇用統計にて予想を上回った場合です。
下旬のジャクソンホールや9月発表の雇用統計の結果にも寄りますが、
この時点では今回の上昇前の水準に戻り再度1.1704を目指すのではないでしょうか。
非農業部門雇用者数の前月比予想は85万人ですが、100万人を超えてくるとより動意が付くと思います。


【ポジション】
大きなポジションを置くのは雇用統計の結果を見てからでしょう。
シナリオ①と②であれば、上がり切って何度かレジスタンスに戻されて来たらショート、
シナリオ③であれば、不用意に上がったところで戻り売りショートとなります。
損切りに関しては、利上げが時期が大きく遠のくような事態が発生すれば行います。
Trade active:
一旦底を打って雇用統計までは上昇と予想していましたが、
ISM非製造の数値が良く20日移動平均線手前まで下落して来ました。

1.18後半から入れていたショートポジションは一旦利確し、
雇用統計まではポジションを新規で持たずに待とうと思います。

雇用統計後の3つのシナリオについては変化はありません。
Trade closed: target reached:
米雇用統計は非農業部門雇用者数前月比で
+94.3万人となり、100万人には届かなかったものの良い数値でした。
失業率と平均時給も共に予想よりも良い数値となりました。

ユーロドルは当初下げ渋りましたが、結果7月安値の1.1752に
迫るところまで下落しています。

上記の通り、雇用統計が明らかに良くシナリオ③となりました。
発表後ユーロドルのショートとドル円のロングのポジションを取り、
30〜40pipsほどで当日中に利確をしています。

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