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ナスダック100先物、雇用統計後に利益確定売りか

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今週の振り返り
週の前半は下落したが21日出来高移動平均線でサポートされ反転。
金曜日まで上昇し最高値を更新したが18,500の節目までは到達できず反落。

QQQなどを見ると金曜日の下落はローソク足が包み足陰線で、上昇トレンド終了のシグナルになる場合があるため注目を集めているようだ。
だが現時点では上昇トレンドが終わるかどうかは決まってなく、前日より売り圧力が強かったことを認識しておけばいいだろう。

QQQの超大口・大口の金曜日のフローを見ると拮抗しており、売り一辺倒ではなかった。
特に引けでは大口の買いが増えていた。

生成AIテーマの上昇が続いてきたため上昇した銘柄の利益確定売りが強まったことが大きいだろう。
その意味ではリスクオフの売り圧力ではないと見受けられる。

ただしこの売り圧力の強さを起点に相場が休憩をはさむ可能性はあるので次週の値動きを見届けていこう。
休憩するかどうかは当然、生成AIテーマによる半導体関連の動き次第か。

今年の上昇もやや勢いは落ちてきており、N波動の下落分の2.27倍は達成した。
目安としていた18,400も達成済み。そろそろ休憩があってもおかしくないかもね。

金曜日の引け値は7日出来高移動平均線をやや下回るが、まだ21日出来高移動平均線には到達していない。
次週は21日出来高移動平均線を下抜けていくなら押し目探し。

次週はCPIやPPI、小売売上高の発表があり、金曜日はメジャーSQも控えているため、前後で値動きが荒くなりやすい。

次週のシナリオ
①上昇する場合

高値の18416.9を上抜けていくなら、18,500の節目が次の目安。
上昇の勢いを取り戻せるなら19,000を見たい。

②下落する場合
21日出来高移動平均線を本格的に下抜ければ、下落転換の可能性がある。
まずはオレンジ色のトレンドラインが3度目のサポートとなるかが確認ポイント。

オレンジ線を下抜けた場合は、75日出来高移動平均線やフィボナッチ50%の17,299前後で値止まりするかを確認したい。

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