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ドル円:112.5円にそれなりの壁があるように思いまして…

Long
FX:USDJPY   U.S. Dollar / Japanese Yen
*4時間足を更新しました。4時間足は下値切り下げのトレンドのようですが、112.5円付近で3回はね返されているため、この付近に壁が存在してそうです。日足レベルで下抜ける可能性は考えられますが、4時間足レベルではいったん助走のような調整の上昇が必要だと思いました。そう考えると、今はショートよりもロングをすべきなのでは?と考えています。


~ドル円月足~

22:59 2018/12/01記載

   月足を見ると、バンドの形はヨコヨコからさらに収縮しているように見えました。バンドのエネルギーはだいぶたまってきているような気がします。いつ発散されるかわかりませんが、まだ発散される様子はなさそうなので、あまり月足レベルのトレードは難しそうです。11月月足(始値112.94円高値114.23円安値112.30円終値113.45円)は値幅が2円もなく、10月月足(始値113.70円高値114.50円安値111.37円終値112.94円)の値幅よりも小さく、株のような厳密な考えを無視したイメージでは「はらみ線」のような印象を持ちました。

   チャネルで考えると、15年6月より続いていたピンクのチャネルをブレイクしてから、再びチャネルに帰る様子は今のところ見られません。そして、12年9月を起点とした緑のラインも18年1月に下抜けたものの、再び上昇し、ラインにはりついているようにも見えます。なので、判断は難しいです。今の自分にはチャネルで考えるのはやめておこうと思います。

   18年1月月足から+1σがレジスタンスとして機能し、18年6月に実体で上抜けて以来、5月平均線がサポートとして機能しています。バンドの+1σがフラットであるのに対して5月平均線は上を向いています。つまり、だいぶ1.3円程度の狭くなった5月平均線~+1σがさらに狭くなることから、チャートを見ると、もう保ちあうのも限界のように見えます。どちらにブレイクするかわかりませんが、12月に実体で抜けるのでは?と考えています。
 
   自分のイメージは、この狭いレンジのどちらかにブレイクするまでは月足レベルのトレードはやめておきたいと思います。しかし、実体でブレイクしたときは月足レベルのトレードチャンスと考え、その方向に対して積極的なトレードをしたいと思っています。


・月足バンドはだいぶ収縮しているよう
・チャネルの判断は難しそうなので様子見
・5月平均線~+1σのラリーのようだが、幅が1.3円程度なので、保ち合うのは限界のように見える
・まだ月足レベルのトレードは早い
・5月平均線もしくは+1σのどちらかをブレイクしたとき、その方向に対して積極的にトレードしたい



~ドル円週足~

23:34 2018/12/01記載

   週足を見ると、バンドの形は上のライン(+1σ・+2σ)はヨコヨコに対して、下のライン(-1σ・-2σ)が上を向いた片寄った収縮のように見えます。11月12日週足高値で+2σをタッチしはね返されるも、19日週足がその流れを引き継がず+1σ付近で停滞、今度は26日週足は+1σではね返されたような上昇となりました。依然として+1σ~+2σのラリーをしているような印象を持ちました。

   チャネルで考えると、自分としては赤紫のチャネル(真ん中と一番下のライン)で推移していると考えているのですが、一番強く疑っているのが、月足高値である115円付近の水平線と赤紫の一番下のラインによるascending triangle signです。教科書的には上昇三角形として、水平線をブレイクして上昇すると考えられています。まだ、それを見越してロングするわけにはいきませんが、上にブレイクする可能性を意識しておいてもいいのかもしれません。

   しかし、+1σ~+2σのラリーをしていることから、バンド的にはあまり上値余地がないようにも思えます。上昇三角形であり、+1σ~+2σのラリーであるならば、バンドをより収縮させた植えで発散させるためにも、いったんセリングクライマックスのような下落があるような気もします。そう考えると、いったん25週平均線付近まで下落するのでは?と考えています。ただ、この段落のことは妄想レベルの域を脱していませんので、意識するだけで、そのようになるのを確認するまではトレードできません。

   週足レベルのイメージでは、+1σ~+2σのラリーを重視したいのですが、先ほどの上昇三角形のイメージを考えると、+2σ付近のショートはためらってしまいます。+2σ付近まで上昇した場合、その時の反応を見て今後のことを考えたいと思います。上昇三角形とかんがえるならば、いったん+1σのラリーを下抜けるのでは?と考えると、むしろ、+1σを下抜けたとき、25週平均線を目指すイメージでショートでついていきたいと思いました。


・週足バンドは上がフラット、下が上向きの偏った収縮
・+1σ~+2σのラリー継続か
・115円付近の水平線と赤紫の一番下のラインによるascending triangle signが形成か
・教科書的には上にブレイクか?
・ただ、上に行く前にいったん下落するような気も…
・+2σ付近まで上昇しても今回はショートせず様子見
・+1σを下抜けブレイクしたときはショートでついていきたい



~ドル円日足~

21:55 2018/12/04記載

   日足を見ると、バンドの形はヨコヨコのままです。11月20日安値(112.30円)より上昇に転じ、-1σから+1σまで一気に上昇しました。しかし、今回の上昇はあまり長続きせず、28日高値(114.03円)をつけると+1σではね返されました。しかし、あまり下落の勢いは感じられず、25日平均線~+1σの狭いレンジで推移していましたが、今日の日足(12月4日日足)の現時点で、一気に急落。25日平均線のみならず-1σも下抜けようかというような状況です。

   ローソク足で考えると、3月26日安値(104.62円)→5月21日高値(111.39円)→5月29日安値(108.11円)→7月19日高値(113.17円)→8月21日安値(109.77円)→10月4日高値(114.53円)→10月26日安値(111.37円)と上値切り上げのトレンドになっていましたが、11月12日日足高値(114.23円)が前回高値である10月4日高値(114.53円)を更新できませんでした。その後、上下に細かく振幅し、11月20日安値(112.30円)→11月28日高値(114.03円)が10月4日高値(114.53円)も10月26日安値(111.37円)も更新できていません。まだはっきりとした形ではありませんが、symmetrical triangle signのように見えます。これを見る限り、どちらかにブレイクするまでは大きな流れはわからないのかもしれません。10月4日高値もしくは10月26日安値を更新するまでは、短期的なトレードで考えたいと思います。

   日足レベルのイメージですが、まだ大きな流れが確認できないことや、バンドがヨコヨコであることから、インパクトのある今日の日足陰線(現時点)を見ても、まだ完全な下目線になることができません。そう考えると、日足-2σ付近の反応を見て逆張りロングも興味深いです。しかし、一気に下抜けると、11月20日安値(112.30円)を更新してしまうかもしれませんので、その時はロングは慎重にならざるを得ません。あくまで日足-2σ付近の反応は注目しておく必要があると思いました。


・日足バンドの形はヨコヨコ継続
・symmetrical triangle signが形成されつつあるか?
・まだ大きな流れが確認できない
・日足-2σでの反応は大きなポイント
・日足-2σ付近の反応を見て逆張りロングも興味深い
・一気に下落して112.30円を下値更新するようならロングは慎重に



~ドル円4時間足~

22:26 2018/12/06記載

   4時間足を見ると、バンドの形は緩やかな下向きになっているようです。12月5日7時足の大陽線で-2σから上放れし、それまでのバンドウォーク状態は終了してから、上昇に転じました。11時足から19時足で+1σにはりついた後、再び上昇しました。しかし、6日3時足高値(113.24円)は25本平均線をタッチすることができず7時足でそれまでの上昇を否定するかのような急落をしています。11時足で-2σをタッチしてから15時足で上ヒゲの長い足が出現。上下に振幅の激しい荒々しい状況という印象を持ちました。

   11月8日から14日にかけて形成されたdiamond top signを下抜け下落してから、20日19時足安値(112.30円)→22日7時足高値(113.23円)→23日23時足安値(112.66円)→28日23時足高値(114.03円)→29日19時足安値(113.18円)と上値切り上げのトレンドとなっていましたが、12月3日7時足(113.81円)が28日23時足高値(114.03円)を更新することができず、さらには29日19時足安値(113.18円)だけでなく、11月23日23時足安値(112.66円)を下値更新しています。11月20日から続いた上昇トレンドは終了したように見えます。

   しかし、その後を見ると、28日23時足高値(114.03円)→12月5日3時足安値(112.57円)→6日3時足高値(113.24円)ときれいに切り下げているように見えましたが、6日7時足の急落があっても11時足安値(112.58円)と、まだ下がる可能性は残るも安値更新ができていないことが不安に感じます。また、11時足安値が-2σにタッチできましたが、その後の15時足が-2σをタッチすることができませんでした。

   また、直近安値たちを見てみると、11月23日23時足安値(112.66円)、12月5日3時足安値(112.57円)、12月6日11時足安値(112.58円)と、112.5円付近には大きな壁があるように考えられます。そう考えると、日足レベルで下抜ける可能性があるかもしれませんが、4時間足レベルでは、この壁を大きく下抜けるには、いったん助走のような調整が必要なのでは?と考えています。そう考えると、ショートだけのイメージは危険のような気がしました。

   また20日19時足安値より形成された上値切り上げのトレンドから三尊天井のようにも見えるのがとても印象的でした。そしてネックラインをブレイクしたため、大きな流れとしての上目線は少し難しいようにも思います。なお、ネックラインについては、まだ判断が難しいですが、現時点では上昇型の一番下の青いラインで考えています。現在のところ、まだ戻る気配は感じられませんが、発散状態が終了したとき、この青いラインが4時間足+2σ付近まで下がってきたとき、その付近まで戻ってくる可能性は十分考えられます。

   4時間足レベルのイメージですが、112.5円の壁が崩れるのを確認するまでは、大きなニュースがない限り、この水準でのショートは考えにくく、いったん調整的な上昇をするのでは?と考えています。しかし、まだこの付近でロングするには根拠が足りません。自分はその根拠になりうるヒントとして、6日11時足(始値112.81円高値112.85円安値112.58円終値112.74円)が考えられます。この11時足を否定するようなとき、-1σや5本平均線を上抜けていると思いますので、その時はロングで考えたいと思います。さらには、15時足高値(113.15円)を上値更新するなら25本平均線を上抜けていると考えられますので、さらなるロングで考えたいと思います。

   今はかなり上に位置していますが、4時間足+2σの位置関係は十分把握しておく必要があります。おそらく明日に到達するとは思いませんが、意識はしておいたほうがいいと思います。


・4時か何市バンドは緩やかな下向き
・上値切り上げのトレンドから下値切り下げのトレンドに
・112.5円に大きな壁の存在の可能性
・この壁を崩すにもいったん助走のような調整が必要かと
・112.8円の状況(6日11時足を否定するか)をみてロングしたい
・113.15円を上値更新するならさらなるロング
・4時間足+2σの位置関係は重要

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