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7月17日からのドル円展望(更新版)

OANDA:USDJPY   U.S. Dollar / Japanese Yen
皆さん先週はお疲れさまでした!週足も確定した所で、改めて先週の金曜日に書いた号外の内容を更新してお送りしたいと思います。

・今回はまず最初に1時間足を見て下さい。
先週は金曜日の昼から急激な反発が起こり、1時間足の戻り高値138.836を数回髭で高値更新し、23時の指標で良い結果が出た事で更に上に反応し高値を付けた。しかし4時間足20SMAを上抜け出来ず反落、長い上髭陰線を作りました。その後は徐々に急落した幅の半分以上を戻しながら上昇。最後手前では1時間足戻り高値を1時間足実体で更新しましたが、最終的に週足は23時の指標で動いた幅のおよそ半値の位置で確定し、位置的には1時間足の戻り高値の下、5/19の高値ライン(日足レベルのレジサポライン)の上との間に挟まれた所138.794で陰線包み足となって確定しました。

・次に4時間足を見ましょう。
4時間足は戻りの浅いズルズル可能トレンドから、やっとそれなりの反発が発生し20SMAでその上昇を一旦抑えられた形で終了しています。
1時間足実体ではかろうじて上抜けていた1時間足の戻り高値ライン138.836を4時間足実体で見れば、まだ抜けていません。
私が先週金曜に書いたシナリオの、(①黄色矢印)ではなかったのでこれを消しました。かと言ってバッチリと②白矢印でもなかったのですが、まぁ近い動きだったので白矢印だけを残し、シナリオの内容を少し修正します。
②修正後→「髭を付けて4時間足20SMAの下で確定、これから20SMA付近で少し揉み合うが、4時間足戻り高値ラインは更新せずに1時間足押し安値を割って短期的な下落をしていくシナリオ」 
一応これが週明けからのメインのシナリオになります。下落するという意味では変わっていません。ただこれがどこまで行くのかについては不明ですが、とりあえずは直近安値137.239前後までの下落を想定しておいて良いでしょう。
又、このシナリオでエントリーしているのが現在持ち越しているショートポジションになります。
・ここで先週ショートを持った方向けへの情報伝達。以下↓
※現在保有中の138.97で入ったショートは、週明け上昇してきても建値ストップされるよう設定しているはずですが、高値更新しない限りは戻り売りのスタンスに変更は有りませんので、予定通り落ちていった場合に備えて利確の準備だけしておくのと、もし切られて決まった場合は改めて入り直すのもいいですが、その際は前回のようなスキャエントリー方法は通用しないので、4時間足20SMAからのレジスタンスを受けた1時間足の反発のプライスアクション等、それなりに反落する可能性の高い根拠の発生を基に各自エントリーするかどうか再判断してください。以上。

話を戻しますが、下落した場合の、その後のシナリオである、③緑、④紫、⑤青そして⑥オレンジ矢印で描いたシナリオについては現状変更は有りません。
それと、追加で描いたシナリオが有ります。
⑦赤矢印の、1時間足押し安値を割らずに高値を更新していき、また20SMA辺りまで戻ってくるシナリオで、言い換えれば先週末始まったこのV字回復の反発の勢いがまだ継続しているかも?というシナリオです。又、現在の1時間足戻り高値をネックラインとした場合、上がっていっても一旦ここまではロールリバースで戻ってくるというところまでは推測できます。
こちらは可能性が低いとは思っていますが、無いとも言えないので一応書き足しときました。時系列的には②と同じ位置と時間からの見立てになります。
なので週明けは⑦or②のどちらから始まると思っていてください。

・次に日足を見ていきます
補足【200SMA(青)200EMA(白)で(ピンク)は週足20SMAになります。】
日足は200SMAの少し上辺りから反発し、下髭の長い陽線包み足で確定。5/19の高値であるレジサポラインの上まで来ました。これまでの下落幅と勢いを見れば微々たるものでしかありませんが、しっかりと陽線包み足ですね。
一度、日足押し安値ラインを下抜けして確定した後なので、ダウ理論的には日足ではもう上昇トレンドが終わっている可能性が高い(このまま素直に145円を超えていく可能性は低い)と見ています。
しかし、下位足のトレンドが短期足から転換し始めている状況なので、この日足包み足を見れば中期的な上昇トレンドになっていく可能性が有るかもと考えてもよさそうです。
先ほど説明した⑦赤と、④紫の途中までとその続きの⑥オレンジは、中期上昇トレンドになる事を意味しています。
日足迄を見る限り、現時点では日足レベルで安値を更新しない限りはこの3つのシナリオになる可能性が高いかなと考えています。

・次に週足を見て下さい。
週足は大陰線でした。下髭も割とあるので、およそ週足20SMAからの反発と見えなくも無いですが、よく見るとまだ週足20SMAには微妙にタッチしていません。
日足チャートでもそうでしたが、一瞬でもMAに刺さっていない以上、反発が有ってもテクニカル的にはそのMAが機能したかどうかとは判断しがたい所です。
あくまでも私の定義ですが、MAからの反発というのは一度は到達している事が条件だと思っているので、ローソク足の髭先でもクロスしない限りは、とにかく一度刺さるまでMAに引き付けられる動きが有ると考えています。
刺さった後反発するのか、もしくはそのまま貫通して抜けていくのかはその時々で違いますから、MAタッチから必ず反発を狙うというような事は危険なのでご留意ください。

☆そして最後まで読んでくれたあなたに特別な情報を差し上げます☆
・このチャート上には表示していないのですが、月足を見ていただきたい。
月足は現在ちょうど今月の半ばに来ましたが、現在は先月の上昇分を完全に戻したところまで値を下げています。
これから後半月で足が確定するので、まだどうなるか分かりませんが、もしこのままの位置以下の水準で月末を確定すれば月足で陰線包み足が確定し、ドル円はプライスアクション的には完全に下降転換への折り返しの月となる可能性がぐっと上がり、以前ツイートした「今年中145円突破はしないシナリオ」が出来上がります。
逆に、今より半分以上上の位置で決まるとか、それ以上上昇してピンバー等になって確定した場合は、今年後半も、更に長期的に上昇トレンドが継続していく流れを想定しています。
それを左右するMAが週足20SMAだと考えています。
つまり週足20SMAの上に有る限りは週足目線は上という考えです。
これは4月の上昇が始まった時から私の中ではずっと変わっていません。
実は、今週は4月に20SMAを上抜けしてから始めて20SMAに戻ってくるタイミングになるかもしれないタイミングなのです。
もしグランビルの法則が正しければ、次に週足20SMAに到達した後の安値は、週足レベルでの押し目である可能性が高いという事になり得ます。

なので、裏シナリオとして、週足20SMAタッチ後の最安値を付けた後の短期足の上昇転換のタイミングでは、率先して超長期スイングの押し目買いをしていくという事を忘れず覚えておいてほしいです!
1時間足~月足チャートは、いつも通りまた固定ツイの下のスレッドに貼っておきます。
では今週もよろしくお願いします!!





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