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ドル円:来週は上目線と下目線の両方のシナリオを用意する必要が…

FX:USDJPY   U.S. Dollar / Japanese Yen


ドル円
9:30 2018/03/10


ドル円のポイント
・週足バンドの形は発散したまま
・まだ5週平均線がレジスタンスとして機能は残っている可能性が
・日足-1σ、黄緑のラインをしっかり上抜けたか
・4時間足+2σではりついている


ドル円の予想とトレード
・中長期的に下目線はあるものの107円をしっかり上抜けるなら目線転換の可能性も…
・日足-1σの上抜けが一過性だった経験もあるので週明けの値動きは非常に重要
・来週は上目線と下目線の両方のシナリオを用意する必要が…
・4時間足25本平均線付近で押し目買いを…
・このトレードは中長期的にも非常に重要
・105.3-4円を撤退ポイントに


   週足を見ると、バンドの形は発散したままで、大きな値動きが起こる可能性はまだ残っています。また、サポートとして機能しているラインが週足でははっきりしません(週足-2σなのか-3σなのか)が、5週平均線(106.88円)がきれいにレジスタンスとして機能しているように見えます。ただ、週末引けがその5週平均線付近であることから、基本的に中長期的には下目線ではあるものの、107円をしっかり上抜けるのであれば、目線の転換を考えないといけないと思いました。



   日足を見ると、バンドの形が下向きから収縮に変わり、日足-1σ(106.09円)をしっかり上抜けて、さらには黄緑のラインを上抜けて引けています。これまでの流れは変わった可能性が出てきます。しかし、2月2日(当時の週末)に大きく上昇し日足-1σを突き抜けたものの、2月5日(当時の週明け)にそれを全否定し、その後は再び日足-1σ~-2σのラリーに戻っています。なので、金曜日に日足で大きくポイントを抜けたとしても、週明けに流れが戻る可能性もあるので、月曜日はタイトな損切りで上目線と下目線の両方のシナリオを用意した方がよさそうだと思いました。



   4時間足を見ると、3月1日に急落し-2σを下抜けバンドウォークをしましたが、バンドウォークが終了し、米トランプ大統領の訪朝報道による急騰なども手伝って、そのバンドウォークを否定するように+2σまで上昇しました。ただ、+2σをしっかり上抜けてバンドウォークするような勢いはなさそうですが、+2σではりついています。4時間足を見ると、短期的には上目線に切り替わったように思います。それが、中長期につながるかに注目です。

   自分は3月1日、6日にレジスタンスとして機能してきた25本平均線が、次はサポートに転換するのを期待して、25本平均線付近で押し目買いを考えています。もし、25本平均線付近ではね返されるなら、同時にピンクのラインがサポートとされる可能性もあり、ピンクのチャネルに回帰される可能性も出てきます。この付近はとても重要なポイントだと思います。撤退ポイントは7日につけた安値である105.3-4円付近で考えています。

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