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ドル円月足ターゲットは92円あるか?

Short
SAXO:USDJPY   U.S. Dollar / Japanese Yen
ドル円の月足チャートを眺めていたらきれいなフィボナッチがイメージできたのでご紹介致します。

エリオット波動でいうと、僕はC波を取りにいくのが大好きでして、ぼんやりとイメージができました。
(予め申し上げておきますが、カウントの方法は議論しません。机上の空論のため。)

完全に独断と偏見ですが、一気にファンダメンタルズも大変タイミングが良い相場環境になってきておりますので、NYゴールドチャートも含めてご紹介します。


ずばり申し上げますと、ターゲットは92円付近です。
ABCDチャートパターンもイメージできまして、比率的にはぴったりです。
また1.278や1.618なども良さそうですが・・・。

現在は米国が利下げをしようかしないかの瀬戸際まで来ており、実際にし始めると大きくその方向に進み始めます。
米国経済は堅調ですし、利下げするほどではないと個人的には考えておりますが、現在の米中貿易戦争を考慮するとせざるを得ないのかもしれません。
先日のFOMCでは内容が十分ハト派に傾いておりまして、トランプ政権の圧力に屈した形です。パウエル議長解任論まで飛び出す始末で米国政府が金融政策にまで介入するに至っており、独立性はすでに失われつつあると思われます。
ドットチャートをみても利下げを2回ほど折込みはじめており、各議員も弱気になりつつあります。
何を言われるかわかりませんので、そういった行動につながっているのでしょう。

それはともあれ、利下げはFRB議員によって行われます。利下げ票が多く入れば、利下げとなるため、その方向に進む可能性のほうが高いでしょう。
大きな利下げサイクルに入ったとは考えておりませんが、それがサプライズとなり、意外にも利下げ後に大きな下落につながるのではないでしょうか。

さらにゴールドも今月大きな陽線を見せ始めております。


こちらはNYゴールドの月足です。
2007年の9月ごろにもこのように陽線を出現させて1900ドルまで大相場を作りました。

それと同時にドル円は2007年11月ごろから115円から96円まで大きな下落を演じております。
この下落はリーマンショック前に起こりました。
その期間はわずか5ヶ月間ほどの期間です。
世界中のマネーが一斉に動き出すタイミングでこのような相場の現象は起こりうるようです。

株式市場だけは少し遅れて反応します。
2007年10月に史上最高値を更新し、その後反落に転じましたが、ドル円チャートと比較するとトップをつけるタイミングはあきらかに違いました。
ダウ先物は今でも史上最高値間近です。

完全なる経済成長が腰折れしたわけではありませんが、米国はサプライズ緩和的に2段階の利下げを実施したりする過去も何度かあり、これらが原因でドル円相場に大きな影響を与えるのでしょう。
今年の秋か年末にはもしかしたら100円割れになっている可能性も無きにしもあらずではないでしょうか。

以上、中長期予想を公開致します。


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