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1/31トレードレポート

OANDA:EURJPY   Euro / Japanese Yen
〈昨日の振り返り〉
昨日の為替は東京タイムでは円が一番買われ、ロンドンタイムではユーロが一番変われ、ニューヨークタイムではドルが一番買われました。アメリカ株は下落、アメリカ債券は上昇しました。おそらく月末リバランスによる動きかと思われます



〈ファンダメンタルズ〉
昨日財界や学界の有志からなる「令和国民会議(令和臨調)」が行われました。そこでの内容が『今行っている日銀の金融緩和を見直しを図ったほうがいい』という内容と「金融政策を柔軟に動きやすくするように」という内容でした。さらに日銀が行ってきた金融緩和を『金融政策の正常化を妨げるという悪循環をもたらしている』という見解が示されました。今回の令和臨調は円高のトレンドになるきっかけになるかもしれないです


〈今日の重要な経済指標〉
22:30から発表される10-12月期四半期雇用コスト指数(前期比)が注目です。10-12月期四半期雇用コスト指数は人を雇う際のコストがどれくらいかかっているのかという経済指標ですが、コスト指数の結果が良かった場合はまだインフレが上昇を示唆をして、悪かった場合はインフレが低下を示唆するものとなっているので注目です


〈テクニカル分析〉
1/26にアメリカ株のS&P500指数が4000を上抜けしました。昨日からS&P指数が下落しておりますが、4000がサポートされるか注目です。もし4000がサポートされる場合はアメリカ株が底堅いことになると思います



〈今日のトレード戦略〉
今日は月末最終営業日となっておりますので、ロンドンフィキシングに要注意したいです。月末のロンドンフィキシングに関しては1/30のレポートに詳細を記載してるので、そちらを確認してもらえればと思います。
今マーケットでは日銀が政策転換の機運が高まっております。そのため日銀の経済指標やヘッドラインは海外勢も注目しております。去年までは日銀はずっと金融緩和を掲げて一切利上げする気配を見せず、日本の経済指標やヘッドラインも注目されなかったのですが、これから日銀の動きや日銀の政策決定会合もアメリカのFOMC並みに注目したほうがいいと思います。もちろん注目したら、すぐにチャートが動くわけではないのですが、毎日チェックすることで大きなトレンドが起きた時にすぐに対応できるようになります。
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