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【USDJPY】相場分析20200321 三角保ち合いが上下に揺さぶられる相場-> スイングトレードはしないのが賢明

FX:USDJPY   U.S. Dollar / Japanese Yen
先週の急落から一転急、今週は上昇を見せたドル円。

長期では三角保ち合いを形成していますが、ここ1ヶ月間、その上限下限の上抜け、下抜けを繰り返しています。
本来であれば機能する意識ラインが機能しにくくなっていることから、正直長期目線ではトレードをしないのが賢明という局面です。

現在の相場の状況と今後の相場観について長期足に基づく環境認識から考察してみます。

<長期足>
月足
三角保ち合いを形成していることがわかります。
最後のローソク足の下ひげが示すように、相場が上下に大きく揺さぶられている様子がみて取れます。



週足
週足で直近5本のローソク足をみて見ると、三角保ち合いの上限下限を上抜け、下抜け繰り返しているのが良くわかりますね。



<中期足>
日足(最上部チャート)
では日足を確認してみましょう。

三角保ち合いの下限を下抜けたタイミングのローソク足に着目してください。
窓あけで下抜けたあと、一旦三角保ち合いの上限まで大陽線で戻しています。そして次のローソク足でさらに下落しているので、三角保ち合いの下限がレジスタンスに転換されて、下落継続かと思わせられたところを、大陽線で一気に三角保ち合いの内部まで爆上げという動きを見せたのが、2020/3/10から2020/3/13までの相場です。
三角保ち合いの下限がブレイクされたので、このラインを起点にショートを入れていた方の中には思わぬ相場の転換で痛手を食らった方も少なくないでしょう。
ボラの高い相場では、損切りを設定しないでトレードをすることは、このような局面の時に一気に相場から退場ということになりかねないので注意が必要です。
仮に損切りを置いていたとしても、これだけ意識ラインである上限と下限を境にして揺さぶられている相場なので、損切りも狩られやすく、スイングなど長期トレードがしづらい局面といえます。


<今後のシナリオ>
正直読めないので、僕は今のドル円は長期でのスイングトレードは行いません。

日足チャートに示されている緑の上昇チャネル内を上昇していくことも考えられますし、また三角保ち合いの内側に戻してくる可能性もあります。
もう少し相場の方向性が出てくるまではスイングでのトレードは難しい局面と判断しています。


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