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【USDJPY】相場分析20200802 調整の上昇C波を狙うロング戦略

Long
FX:USDJPY   U.S. Dollar / Japanese Yen
【サマリ】
先週は104.20付近まで一気に下落をし、31日に月末ロンドンフィクス含めた上昇で1週間の下落を帳消しにする動きを見せたドル円。
日足レベルでは下降チャネルの下限に到達して反発上昇を見せた形となっています。
4時間足レベルでは上昇への目線転換も起きており、来週以降調整の上昇が起きることを想定したロング戦略を解説します。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>

月足
7月最後の1週間で大きく下げたために、最後のローソク足が大陰線で終了。月足でみるとちょうど赤と緑のラインで囲まれた三角保ち合いの下限に重なるところでローソク足が終了しています。
2017年以降機能しているピンクの抵抗ゾーンでのサポートは引き続き機能していると見ることができます。


週足
週足で見ると、最後のローソク足が長い下ひげをつけて終了していることからも、三角保ち合い下限以下での強い買い支えが確認できます。


<中期足>
日足
続いて日足を見ていきましょう。
日足では赤の下降チャネルを引くことができます。
先週の強い下げで一時は104円割れも視野に入りましたが、チャネル下限で下ひげをつけて反発し、三角保ち合い下限まで戻してきたという局面です。
ただ日足レベルではまだ下目線ということができます。


4時間足(最上部チャート)
7/23から月末までの下げをピンクの波動で表しています。
下降の(5)波がちょうど日足の下降チャネル下限付近で終わり、7/31の上げで調整の(A)波が形成されたと捉えることができます。
また、(A)波ができたことによって4時間足レベルでの戻り高値も更新されているので、4時間足レベルではこれからは上目線が意識されるということができます。4時間足で上昇トレンド転換となれば、その波がギアが駆動して回転が伝わっていくように次第に上位足である日足にも伝わり、日足ベースでも上昇トレンド転換となる可能性がある、といった具合です。

<今後のシナリオ>
上記踏まえて、来週の動きは青の波動のようになっていくのではとイメージしています。
考え方は以下の通りです。
-(A)波の終点で75MA(緑線)に上ヒゲをつけていることから、ここで抵抗されて一旦下落。
-(A)の押し目の目安(B)として(A)のフィボ0.618-0.382近辺を想定。
(※チャート上は0.5戻しの波にしていますが、これは急な上昇のあとは半分くらい戻すことが多いという個人的な印象に基づくものです。)
-価格が(B)に戻ってくる頃には20MA(ピンク線)がその付近まで伸びてきて、20MAにサポートされる形で反発上昇し、(C)波を形成。
-(C)波の目安は(A)の1.618となるケースが多いものの、そこまでの上昇の過程で、
1. 日足の20MA(ピンク丸点線)があること、及び
2. 過去数週間に渡ってサポートとなっていた緑のゾーンが控えており、このゾーンがレジサポ転換を起こして抵抗帯として機能する可能性は高い
ことから、1.618の一つ手前である1.272付近で再度抵抗されて(C)波終点となる。

加えて、日足20MAの上には下降チャネルの上限も控えているので、これらの抵抗線を一気に突破する可能性は低いだろうという考えです。

買いを狙う場合は上記の流れに沿って(C)波を狙っていきたいところです。


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