描画オブジェクトの同期メカニズムについて大幅な改善を行いました。すべてのレイアウトで描画オブジェクトが同期されるという待望の機能を追加して、そのメカニズムの最適化を図りました。有料プランのユーザーであれば、この新たな改善点をすべてご利用いただけます。それでは、今回の変更についてもっと詳しく見ていきましょう。
ご存知のように、描画は1つのレイアウト内に存在する複数のチャート間で同期させることができます。しかし、今回はすべてのレイアウトで描画を同期できるようになりました。そのとき、どのレイアウトで作業していても、自分が作成した描画を確認できます。この新しい同期モードは画面左のツールバーにあります。地球儀のアイコンをクリックして必要な同期オプションを選んでください:
「新規描画をグローバルに同期」というオプションを使用すると、新しく追加された描画オブジェクトはすべて同期されます。また描画ツールに1つずつ備えられているコンテキストメニューからも、「グローバルに同期」をクリックすれば同じように同期させることができます:
新規オブジェクトの同期モードを選択するボタンは、開いているチャートが1つだけでも左のツールバーに常に表示されるようになりました。新規レイアウトでも既存のレイアウトでも、それらの間で描画は自動的に同期されることになります。
さらに、描画のグループを扱うロジックも変更しました。グループも個別の描画オブジェクトと同じように同期することができます。同期モードで作成されたグループは、そのシンボルのチャートすべてに表示されます。また、現時点では、同じ同期モードでのみオブジェクトのグループ化ができるようになっています。グループに設定した同期モードを変更すると、グループに含まれるすべての描画に適用されます。
オブジェクトの同期モードがグループの同期モードと異なっている場合、そのオブジェクトについてはグループに設定した同期モードが自動的に適用されます。
この変更によって、皆様のチャート作業が捗るようになれば幸いです。
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