安定版のチャートライブラリとトレーディングターミナル16が新たにリリースされました

08 7, 2020

チャートライブラリトレーディングターミナルの最新バージョンをリリースしました。新しいスタイルとバグフィックス、さらに特にモバイルデバイス向けの適応性と利便性が備わっています。新機能は以下の通りです。

主な変更点:

  • ペインのボタンの新しい便利なスタイル (Github issue #4608) 。
  • 特にモバイルデバイスに関連した新しい適応型の凡例ビュー (Github issue #4607) と 描画オブジェクトのダイアログ (Github issue #4600) 、チャートプロパティのダイアログ (Github issue #862) 。
  • Ctrlキーを使用して、チャートの特定の領域をズームできるようになりました (Github issue #4606) 。
  • ものさしツールのスタイル (Github issue #4604) とインジケーターの読み込みステータス (Github issue #4603) 、及び描画ツールの情報ボックスをアップデートしました (Github issue #4602) 。
  • チャートライブラリでトラッキングモードが利用できるようになりました (Github issue #4111)、そして
  • IEのサポートが終了し、関連するすべてのタスクがクローズされました (Github issue #4238) 。

APIの変更:

  • 取引所の週末と稼働日のセッションを構成する機能が追加されました (Github issue #4467) 。
  • 特定の価格スケールにインジケーターと系列をアタッチする為のAPIを拡張しました (Github issue #4788) 。特定のスケールにリンクされたインジケーターを作成し、インジケーターと系列をスケール間で移動できるようになっています。
  • 系列とインジケーターのスケールの変更についてのイベントを追加しました (Github issue #4884) 。このイベントをサブスクライブして、どのインジケーターが移動したかをリアルタイムで確認できます。
  • createStudy を使用したインジケーターの追加 (Github issue #4590) とテーマ変更のアクションをユーザーが元に戻す事ができます (Github issue #4982) 。
  • 現在のカラーテーマーの名前を返す getTheme メソッドが追加されました (Github issue #4534) 。
  • レイアウトの特定の1つのチャートの系列の色またはスタイルを検索/変更する機能が追加されました (Github issue #4169) 、そして
  • 以前は、APIを介して作成されたすべての描画オブジェクトは、メインの系列のチャートに配置されていましたが、配置するチャートを選択できるようになりました (Github issue #3408) 。

ターミナル:

  • シンボル、時間足、十字カーソル、日時の同期用のゲッター/セッター/イベントが追加されました (Github issue #3997) 。
  • 変更された注文情報を取得するための always_has_called_order_to_modify 機能セットが追加されました (Github issue  #4705) 。これで、変更や修正、または親の後に返される注文を選択できるようになりました。
  • 時間足の同期が有効な場合、日付範囲がすべてのチャートに適用されるようになりました (Github issue  #4605) 、そして
  • 欠落していたツールチップがDOMウィジェットの下部ボタンに追加されました (Github issue #3979) 。

その他の機能:

  • モバイルデバイスで特に便利な、チャートの水平および垂直スクロールを無効にする機能が追加されました (Github issue #4483) 。
  • ライブラリの要素の色を変更するためのメソッドのより柔軟な実装。現在はオリジナルの画面に表示されているすべての色を変更できます。toolbar_bg はウィジェットに対して非表示になり、設定できなくなりました (Github issue #3998) 。
  • フルスクリーンモードでヘッダーを表示するための機能セットが追加されました (Github issue #2610) 。
  • 描画オブジェクトのフォントサイズをptで設定できるようになりました (Github issue #4353) 。無効なフォントサイズが入力されると警告が表示されます。
  • オーバーライドで mainSeriesProperties.priceAxisProperties を使用する代わりに、Price Scale APIを使用する必要があります。これはどういったケースでもより便利です (Github issue #4865) 。
  • 2点で LineToolRiskRewardLong/Short を作成する機能が追加され、終了日を指定できるようになりました(Github issue #2381) 。

修正されたバグ:

  • 描画を作成する際に描画がデータのない領域にある場合には、描画は最も近い左のポイントに配置されます。アイテムが将来作成される場合には、指定した時間足で最も近いポイントに表示されます (Github issue #4878) 。
  • 機能セット timezone_menu が正しく動作するようになりました (Github issue #4836) 。
  • ドキュメントから executeActionById メソッドの古い引数が削除されました (Github issue #4828) 。
  • onVisibleRangeChanged メソッドの引数タイプが修正されました (Github issue #4802) 。
  • トラッキングモードが無効になっている時に、トラッキングOHLCとバーの変更の無効に関する問題が修正されました (Github issue #4797) 。
  • マルチチャートレイアウトの saveLoadAdapter の変換に関するエラーがコンソールに表示されなくなりました (Github issue #4776) 。
  • changePriceScale を使用したインジケーターの価格スケールへの変更が即座に適用されるようになりました (Github issue #4774) 。
  • supportMarketOrders のフラグが修正され、注文ダイアログに価格欄が正しく表示されるようになりました (Github issue #4765) 。
  • 価格が変更されると即座にPipsが更新されるようになりました (Github issue #4761) 。
  • ライブラリからチャートを展開するボタンが削除されました (Github issue #4744) 。ボタンがマルチチャートレイアウト(同じ画面上の複数のチャート)にのみ関連するためです。
  • インジケーターが最初に作成された際の色のランダム化が削除されました (Github issue #4740) 。これによりコードで指定した色と一致するようになりました。
  • 秒足での移動平均の表示が修正されました (Github issue #4730) 。
  • 必要な項目がすべて正しく入力されるまで、BUY ボタンは有効にならなくなりました (Github issue #4718) 。
  • チャート設定をリセットするときにオーバーライドが正しく適用されるようになりました (Github issue #4706) 。
  • 透かしの設定が LocalStorage に正しく保存されるようになりました (Github issue #4681) 。これによりページが更新された場合でも、設定がデフォルトにリセットされなくなりました。
  • Resolution が単一の形式、1D で返されるようになりました (Github issue #4630) 。以前は、resolution がさまざまな形式で返されていたため処理が困難でした。
  • テーマが設定されていない場合に、オーバーライドが適用されるようになりました (Github issue #4621) 。
  • 描画の作成時に zOrder zOrderが操作される時の問題が修正されました (Github issue #4611) 。
  • 変更が行われていなくても、チャートを保存するためのコールバックがすべてのケースで呼び出されるようになりました #4573) 。
  • getAllShapes が正しい名前ですべての描画を返すようになりました (Github issues #4507 #4498) 。
  • バーのマークを非表示にするオプションをライブラリのコンテキストメニューに戻しました (Github issue #4506) 。
  • closePopupsAndDialogs がインジケーターの新しいコンテキストメニューとスクリーンショットウィンドウを閉じるようになりました (Github issue #4438 #4051) 。
  • TradingViewサイトへのリダイレクトは、ロゴ/アイコンが直接クリックされた場合にのみ発生するようになり、カーソルを合わせてマウスの左ボタンを離したときには発生しなくなりました (Github issue #4423) 。
  • drawing_event をサブスクライブして描画をクリックすると、コンソールにIDが表示されるようになりました (Github issue #4302) 。
  • creatShape メソッドの最適化 (Github issue #4219) 。より高速に動作するようになり、エラーが含まれなくなりました。
  • チャートの読み込み時のコンソールのエラーと警告が削除されました (Github issue #4196) 。
  • 古いコンテキストメニューとダイアログウィンドウに関連するエラーが修正されました (Github issue #4136) 。
  • マウスホイールで注文ラインを移動した際に、onMove イベントが正しくトリガーされるようになりました (Github issue #4084) 。
  • 追加されたすべてのシンボルが凡例に正しく表示されるようになりました (Github issue #4058) 。
  • チャートのスクリーンショットをTwitterで共有した際に、投稿するテキストが正しく挿入されるようになりました (Github issue #3732) 。
  • studies_access が有効な場合の設定へのアクセスに関する問題が修正されました (Github issue #3630) 、そして
  • カーソルポインターがブラウザーウィンドウの外に出た際にチャートがスクロールする問題が修正されました (Github issue #1908) 。

このアップデートがお役に立ち、最新のリリースとメジャーフィックスをご活用いただければ幸いです。このアップデートに関するコメントやフィードバック、ご提案、または今後ご利用されたいものをお気軽にお知らせください。皆様からのご提案をお待ちしております。それらは次の大きなプロジェクトの開発に役立ちます。

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