株式スクリーナー・暗号コインスクリーナー・ETFスクリーナー ― 今回は皆様に新製品のご紹介をしたいと思います。これらのスクリーナーは皆様からのフィードバックに基づいて作られたもので、これまでになかったスピード・機能性・スクリーニング能力を発揮しています。メインメニューの中に含まれていますので、「プロダクト」をクリック後に「スクリーナー」を選択してください。
株式スクリーナーを例にとって、メインとなる機能を見てみましょう。
スクリーンの選択
既成のスクリーンをいくつか用意して、様々な銘柄グループをフォローできるようにしました: たとえば、時価総額で上位を占めている企業や純利益が最も高い企業などがグループとしてまとめられています。これらのスクリーンは、スクリーナーのメインメニューの中にあります: 「株式スクリーナー」をクリックしてから「人気のスクリーン」セクションまで下にスクロールしてみてください:
また、「新規スクリーンを作成」をクリックして、ご自分のトレードビジョンを反映した独自のスクリーンを追加することもできます:
フィルターへのクイックアクセス
どのスクリーンを使用する場合でも、テーブルの上部にフィルターが表示されます。
ここでは、すでにスクリーナーに適用されているフィルターと、今後使用するフィルターの「テンプレート」を確認することできます。
もし、このパネル上に必要なフィルターがない場合、”+” ボタンをクリックすると検索メニューが表示されますので、ここからお好みのフィルターを検索して追加することができます:
こちらには、財務データやテクニカル指標などをひとまとめにしたセットを揃えました。いずれも調査や分析に役立つものとなっています。あまり馴染みのない指標がある場合でも、ナレッジベースの記事でその内容をご確認いただけます。フィルター名の隣に表示される “？” 印のアイコンをクリックしてください。
とは言っても、それらの記事をひとつずつ調べていく必要はありません。今回の新機能として、フィルターに事前に設定した値を設け、それに説明を加えました。スタンダードな取引シグナルをすべて調査したうえで、皆様にとって標準となるレベルを選択しています:
フィルターにこれとは違う値が必要な場合は、「カスタム」セクションに移動してください。こちらではより細かい設定を行うことができます。たとえば、テクニカル分析を行う際に便利です。ゴールデンクロスを見つけて、強気相場の一番乗りになりたいと思いませんか？それなら、インジケーターの期間・時間足・条件をここでカスタマイズすることができます。
年初来高値から少し下落していて、ショートを狙う投資家にとってまだ魅力がある企業はどれだろうか ― そんなことを知りたい場合でも、以下のように「価格」フィルターに値を設定すればよいだけです:
結果表示
このようにカスタマイズがすべて完了したら、ご自身の調査結果をテーブルで確認することができます:
また、テーマ毎に分けられたデータセットも用意しました。テーブルのすぐ上に表示されているカラムセットです。たとえば、「損益計算書」・「貸借対照表」・「キャッシュフロー」のタブを選択するだけで、スクリーナー上でその資産の財務諸表を追跡することができます。ここでは、最新のデータが集められています。また、最も重要な「評価」や「収益率」といった指標に興味がある場合でも、同じパネルでそれに該当するタブを選択することができます。
それでは、次にカラムを見てみましょう。デフォルトのカラムだけでなく、自分でお好みのカラムを追加して設定することも可能です。
今回はテーブルの使い勝手がよくなるように心掛けました。各列にメニューを設けて、カラムの移動や資産の並べ替えなどの操作ができるようにしています。
これらのスクリーナーの新機能によって皆様の分析の精度はもっと高まるはずと考えていますが、以上でご紹介できたのは、ほんの一部に過ぎません。その他にも以下のような機能を備えています:
- データのエクスポート
- テーブルデータの自動更新
- 金融指標の値を別の通貨単位に変換する拡張メニュー
- ウォッチリストに素早くシンボルを追加する機能
これからもスクリーナーの改善は引き続き行っていきますので、皆様のご意見をぜひお聞かせください。お寄せいただいたフィードバックをもとに、私たちはさらに便利な機能の追加に努めていきたいと思います。
チーム・トレーディングビュー