皆様から頂いたご要望にお応えして、内蔵のVWAPの機能を全面的に改良しました。
新しいインジケーター: VWAP Auto Anchored
今を大切にされたい方に朗報です: 新しいVWAP Auto Anchoredインジケーターをご紹介します。VWAP Auto Anchored とその前身である VWAP との主な違いは、利用可能なすべてのヒストリカルデータに基づいてVWAPとそのバンドを描画する従来のVWAPとは異なり、新しいVWAP Auto Anchoredインジケーターは、直近のアンカーポイントからのVWAPのみ表示されます。これにより、シンボルの現在の状態を、乱雑な表示なしに調べることができます。
さらに、このツールには3つの新しいアンカーポイントのオプションがあります: 最高値、最安値、最大出来高です。それらのいずれかのオプションが選択されると、VWAP Auto Anchoredは、事前に定義された期間（正確な数は設定の期間パラメーターで指定可能）における直近の最高値／最安値／最大出来高のバーを探し、適切なアンカーポイントが見つかると計算を開始します。その後、新しいアンカーポイントが出現した場合には、それに応じてインジケーターが再描画されます。
以下のスクリーンショットでは、VWAP AAインジケーターを最大出来高モードで表示しています。過去200本のバーをスキャンして、最も出来高が多かった2021年7月30日のバーを見つけ、それをVWAPの計算のアンカーポイントとして使用しています。
このVWAPのアップグレードがお役に立ちましたら幸いです。私たちは皆様の為にこのようなものを作っていますので、いつものように、今後もプラットフォームをより良くするためのご意見、ご質問、ご提案などをご遠慮なくお寄せください。
固定VWAPの描画に標準偏差バンドが追加されました
数多くのご要望にお応えして、固定VWAPの描画に標準偏差バンドを追加しました。標準偏差とは、ある値（この場合は現在のバーのVWAP）がその平均値（その時点までのすべてのVWAP値の合計をその数で割ったもの）にどれだけ近いかを示すものです。
固定VWAPの描画の設定では、バンド係数を変更してバンドを乗算する数を指定したり、標準偏差バンドの計算の項目をオフにしてバンドをオフにすることができます。
これらの新機能がお役に立つことを願っています。引き続き皆様からのフィードバックをお待ちしております。いつもTradingViewをご利用頂き誠にありがとうございます！